大御所のお城、駿府城

大御所と言うと、色んな分野で大御所がいます。でも、やっぱり歴史上、大御所というと徳川家康のことがまず浮かびます。

1605年(慶長10年)、将軍職を2年で息子の秀忠に譲り、みずからは大御所としてここ駿府で実質的な采配を振るった。そんな大御所、徳川家康が最晩年を過したところが、ここ駿府城です。
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徳川家康の人生を辿ってみると、一生のうち3度も、ここ駿府に生活の拠点を置いていたのですね。

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最初は、1549年(天文18年)8歳から1560年(永禄3年)の19歳まで。つまり、今川家での人質時代から桶狭間の戦いまで。約11年。青春期をここで過した訳です。

次に、1586年(天正14年)45歳から1590年(天正18年)まで。すなわち、豊臣秀吉の臣下の礼を取って浜松から駿府に移り、小田原の役後に江戸移封になるまでの、約4年間。

最後に、1607年((慶長12年)66歳の駿府入城から1616年(元和2年)75歳に亡くなるまでの、約9年間。ここでいわゆる大御所政治を行った。

全部合わせて、約24年間 生涯、戦で各地へ赴いていた家康が、おそらくもっとも長く住んだ場所が、駿府。つまり、現在の静岡なんですね。


隠居して選んだ場所ですから、よっぽど駿府が気に入っていたんでしょう。
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そんな家康が愛した駿府城の面影は、現在、平成8年に再建された東御門(ひがしごもん)巽櫓(たつみやぐら)に残っています。


この東御門の中が、駿府城の資料館になっています。
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駿府城のかつての姿が、模型で再現されています。
立派な天守も、1635年(寛永12年)には火災で焼失し、その後は再建されなかった。
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大御所の城、やっぱり格式と広大さを兼ね備えていた。当時の姿はこんな感じだったのですかね。
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家康の鎧もあります。
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当時、天守があった辺りには、家康の銅像が立っています。

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そして近くには、「家康公お手植えのミカン」の木が。もとは、紀州より献上された鉢植えのミカンだったそうです。
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やはり、大御所、家康にちなんだものが多いです。

また、これは本丸掘(ほんまるほり)。現代の発掘調査により姿を現した江戸時代の遺構です。
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更に、これは東御門の大棟にのっていたと推定される(しゃちほこ)。これも昭和44年に、二の丸整備工事の際に掘の底から発見されたものだそうです。時代を超えて現代に現われたのですね。
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今は、レプリカが飾られている。
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大御所の城、駿府城の発掘は、昭和になっても行われていたのです。



ところで、駿府の玄関、ここJR静岡駅。駅前には、こんな銅像が。

これは「竹千代(たけちよ)君の像」。言うまでもなく、家康の幼年期の像。

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そして、まだ最近、平成21年に駅のロータリーに建てられた家康公の銅像
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2007年の駿府入城400年、つまり大御所400年祭の記念事業として建てられたそうです。

さすが、大御所の町、静岡

現代でも徳川家康が愛され、そして家康公をシンボルにしようとしているのですね。






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この記事へのコメント

2011年07月26日 23:59
こんばんは。
富士山だけでも十分ですがミクミティさんの趣味からすれば家康ですよね。
やはり温暖で風光明媚さらにいろんな思い出がある場所を最後に選んだのでしょうか。
知識だけでなく現地にいくとより興味が湧くでしょうね。
2011年07月27日 09:01
今でも発掘しているんですね。
400年近く堀に埋もれていた鯱鉾。
埋もれていたのがよかったのか、
かなりいい状態で保存されていた様に思います。
まさに歴史のロマンですね。
2011年07月28日 12:51
徳川家康が晩年を過した城ですか。
歴史を感じますね
とても立派な城で、さすが天下人!!
って感じですね。
晩年、家康は、いったいこの駿府城で何を思い過ごしたのでしょうね。
2011年07月28日 20:20
東御門巽櫓が復元されて、家康晩年の城の趣が残ってましたが、城内になにも残っていないので少し期待ハズレでした。壮大な天守が復元されたらと思ってしまいます。
2011年07月30日 16:50
tamiさん、いつもコメント有難うございます。仕事の都合でここ数日PCを開くこともできませんでした。

そうですね、やはり静岡の旅のを選んだのは家康の面影を辿ってみたかったからです。富士山は天気のよって見えたり見えなかったり。でも、歴史の面影は天気に左右されないのがいいところです。今回、よりリアルに家康の晩年の興味が湧きました

2011年07月30日 16:53
yasuhikoさん、いつもコメント有難うございます。仕事の都合で数日間PCを開くこともできませんでした。

その通りで展示されていた鯱には歴史ロマンたっぷり!また、駿府城の当時の面影は非常に少ないものの、やっぱり現地に行って資料や展示を眺めていると実感が湧きますよ。
2011年07月30日 16:56
しげっちさん、いつもコメント有難うございます。

私もそんな風に想像を巡らせてしまいました。確かにここは徳川家康が愛した場所。また大御所政治を行っていた時代は日本の首都と言っても過言ではないくらい。そんなことを思い浮かべていました。
2011年07月30日 17:02
まーぴかさん、いつもコメント有難うございます。仕事の都合で回答するのが遅れてしまいました。

確かに駿府城は当時の面影が少ないですよね。これだけ広大な土地になんとなく物足りなさを感じました。天守閣を造るのは一つのアイディアです。ただ、それだけじゃないような気もするんですが、、。
2011年07月30日 20:00
茶畑と富士山等々富士山の見事な写真、一転して駿府城の歴史的な視点からの考察、ミクミティ さんのブログというとここまで来るとなんだか落ち着きます。流石ミクミティ さん、そう思います。
家康公像、岡崎公園にも確かあったと思いますが、どちらも堂々とした家康像ですね。他にもあるのでしょうか。比較してみるのも面白そうですね。
2011年07月30日 21:35
茜雲さん、いつもコメント有難うございます。

お褒め頂き嬉しいです。やっぱり、静岡の旅でもまず徳川家の足跡巡りが第一の目的になってしまうんです。ある意味、天気が悪くても歴史の面影は味わえるので。
お陰さまでその通りの旅ができました。
いつか岡崎にも行ってみたいです。
2011年07月30日 22:27
徳川家康は、260年以上続いた江戸幕府の初代将軍ですから、大御所の名に相応しい人物ですね。
家康が駿府城で3度も暮らしたというのは知りませんでした。よっぽどその場所が気に入ったのでしょうね。
昔は、徳川家康というと狸オヤジというイメージがあったのですが、「江~姫たちの戦国~」を見ていると、なかなかの人物だなと見直しました。まあ、役者さんのイメージも重なっているのかも知れませんが・・
2011年07月30日 22:40
静岡に住んでいた時には、なかなか行けなかったのを今、後悔してます(T_T)
ミクミティ さんの写真とブログを拝見していると行っておけばよかったと(^_^;
仕事、お忙しい様子ですが、無理されないでくださいね。
2011年07月30日 23:56
こんばんは。
キャ駿府城
なんだかとても懐かしい~・・なんて思いましたが、実は大人になってから一度も行ったことがないのですよ。
お墓参りに数年に一度は行く静岡ですが、いつもトンボ返りでなかなかゆっくり見たことがありませんでした。
これは今度行ったら絶対時間をつくって行ってみなくては!
今回の静岡シリーズ、どこも懐かしく、改めて行ってみたい場所再発見でした
2011年07月31日 08:00
こんにちは

当時駿河湾には外国船が群れて
駿府の町は安倍川からの用水により
上水道設備が完備した世界一の
近代国家だったと言われています
その記録も外国に残っているそうです
駿府の町をモデルとして
江戸の町づくりをしたそうです
東京の原点は静岡にあり
面白いですね
2011年07月31日 13:47
こんにちは。
家康と言えば江戸城と江戸の町を作った人、駿府はどうしても影が薄い存在の様に思っておりましたが、ミクミティさんのブログを拝見し、家康の駿府に対する思い入れの強さが分かるような気がしました。ありがとうございます。
2011年07月31日 13:54
鳴くまで待とうホトトギス・・・の気性の一端はこの地で培われたのでしょうか!
2011年07月31日 13:54
Tapirさん、いつもコメント有難うございます。

家康と静岡のイメージは一般的にはそれ程強くないですよね。それでも家康の足跡を辿ると静岡(駿府)に対する並々ならぬ愛着を感じます。
私も大河ドラマを欠かさず見ていますが、人物の描き方は毎回本当に違いますよね。どれが本当が分かりませんが、大人物は色んな側面を持っていたはず。そんなことを想像しながらドラマを見たり史跡を訪ねるのは面白いことです。
2011年07月31日 13:58
たかじいさん、いつもコメント有難うございます。

静岡も最近になって家康との由縁を強調して観光のイメージアップを図っているような気がします。それは実にいいことだ思います。
静岡には様々な観光資源があるのでもっと注目を浴びてしかるべきだと思ったりします。いつか思い返して再訪されてみては。新たな発見が必ずあると思いますよ。
2011年07月31日 14:02
桜子さん、いつもコメント有難うございます。

静岡(駿府)には意外に知られていない観光資源が沢山あると思います。もっと注目されていいと思いますよ。今回、新旧様々な面でとてもいい所だと感じました。
是非、時間をとって静岡を散策してみて下さい。新たな発見が必ずあるはずです。
2011年07月31日 14:06
無門さん、いつもコメント有難うございます。

そうですね江戸時代初期、家康が大御所政治を行っていた頃はまさに静岡が日本の首都のようだったに違いない。外国の代表も駿府に訪れていたようですね。先進的な静岡のイメージに今回触れました。
もっとそういう面が全国に知られてもいいですよね~
2011年07月31日 14:09
毎日日曜人さん、いつもコメント有難うございます。

私も今回静岡を訪れて、あらためて家康の駿府の対する思いを感じた次第です。そして現代の静岡の人も家康の町ということをあらためて誇りに感じているような気もしました。
2011年07月31日 14:12
mugenさん、コメント有難うございます。

確かに少年から青年期を過した駿府での生活が、人生感に影響を与えたのは間違えないと思います。そして駿府への愛も育ったのでしょう。故郷のように感じたのではそんな気がします。
2011年07月31日 21:43
家康様のお膝元の駿府にはあまり縁がなく行った事がありません。
でもすてきなところですね。気候も温暖で住みやすい所だったのでしょうね。
2011年08月01日 20:10
かるきちさん、いつもコメント有難うございます。

静岡はとても住みやすいところだと思います。気候も良いし、町も洗練されているし、歴史や芸術の香り漂うし、富士の眺めも楽しめるし。私も住んでみたいなと思ってしまうことがあるんです。
2011年08月03日 23:29
 歴史講師様の講義は 頭が冴えている時に受けないといけませんから チョー! 遅れてしまいました。
歴史に疎いので実は何回も読んでたんですよ  (^^ゞ

 駿河のお城を愛していたのは 日本の中心でもありますし 気候がいいですよ 温暖ですしね 
なんてたって日本一美しい富士山もあります
・・・ありゃ  ↑上 のコメント ミクミティさんが答えてますわぁ~~   (*^。^*) 
家康様は 少しメタボ? (^。^)
2011年08月04日 21:36
みなみ風さん、いつもコメント有難うございます。

いえいえ歴史講師なんて。少し歴史好きなだけです。自分でも色々調べながらまとめているんですよ。新たな発見とか思い出したことを書いておくと少しは覚えるかなっと思って。
静岡いいところです。地震だけはお気の毒です。でもそれは日本ならどこでも可能性がありますからね。
るな
2011年08月20日 06:48
おはようございます。
あれれ~駅前に竹千代像があったのですね。
以前静岡行った時は「しずおかおでん」を食べに
駅前に行ったのになぁ~残念(^-^ゞ
静岡も岡崎に負けず家康に力入れているのですね。
2011年08月20日 16:03
るなさん、コメント有難うございます。

そうですね、竹千代像はかなり駅の近くにあります。パッと見、普通の少年の像に見えるかも。
ところで、静岡も家康を地元のシンボルにしようという心意気を感じましたよ。正直、その資格はあると思います。まだまだ全国的に浸透しているとは思えませんが。
今後ともよろしくお願いします。

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