「歴史の旅&外出」の記録

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zoom RSS 宮島をもう少し歩きました(豊国神社、五重塔、表参道商店街など)

<<   作成日時 : 2016/12/18 18:17   >>

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広島県の宮島(みやじま)って、本当に見どころがいっぱいですね。厳島神社に参拝したり、紅葉谷公園でモミジ狩りをしたり、弥山(みせん)に登ったり。

今回は更に宮島を歩いて、私にとって印象的だった場所やモノをピックアップしてみました。

まずは、宮島の玄関にあたる宮島桟橋(みやじまさんばし)近くに立つ、平清盛像
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安芸の海を背景にこの堂々たる姿は、やはり宮島の発展に大きく貢献したことを誇っているかのようです。

台座の右奥に鹿が寝ているのが、微笑ましかったです。

その近くにあるのが、日本三景碑(にほんさんけいのひ)
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日本三景が、ここ安芸の「厳島(宮島)」と陸奥の「松島」と丹後の「天橋立」なのは有名ですが、それを選んだのは林春斎(はやし しゅんさい)という江戸時代初期の儒学者なのですね。

寛永20年(1643年)、その著書の『日本國事跡考』に記載されたのがはじまりだとか。あの林羅山(はやし らざん)の三男で、林家を継いだ人物です。

海辺の道を歩いて見上げると、どうしても目に入ってくる五重塔
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国の重要文化財です。

天気に恵まれて気持ちよく、本当に日本の風情を感じます。
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応永14年(1407年)の創建とのことですから、室町時代。大内氏の支援があった頃でしょうか。

高台に建つ五重塔は、和様と唐様の2つの様式が合わさって、極彩色が鮮やかです。
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この時期はモミジも負けてはいません

別の角度からみる五重塔の姿も実に優美です。
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実は、五重塔が建つこの美しい高台は、塔の岡(とうのおか)と呼ばれ、弘治元年(1555年)、毛利元就(もうり もとなり)陶晴賢(すえ はるかた)の大軍を奇襲攻撃で破った古戦場でもあります。

有名な厳島の合戦の舞台の一つですね。毛利氏が大大名へと飛躍するきっかけとなった場所とも言えるでしょう。

その頃から、五重塔はあったのですね。

今、そこには、こんな見事な松が植えられています。
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樹齢200年という龍髯の松(りゅうぜんのまつ)

一つの松が、水平方向にこれだけ長く伸びているのは非常に珍しく、まさに龍を思わせる形状に驚かせられました。

そして、五重塔の脇に建つのが、この豊国神社(ほうこくじんじゃ)
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京都の清水寺の大舞台に似ているなと思いました。

豊臣秀吉が、安国寺恵瓊(あんこくじ えけい)を奉行として天正15年(1587年)に建築に着手したものだとか。

秀吉の死により、未完成のままなのだそうです。
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確かに、シンプルな造りですが、風格と趣がたっぷり残る魅力的な建築です。こちらも、国の重要文化財。

中は大きな広間になっていて、千畳閣(せんじょうかく)と呼ばれています。ここで、大勢の僧侶が修行をしたりお経を読んだのではないでしょうか。
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明治の神仏分離により、ここは豊臣秀吉を祀る神社となったそうです。
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天井近くには、江戸時代から厳島神社に奉納された絵馬の数々がここに掲げられ、その歴史的な重みを感じさせてくれます。
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奥には、宮島のシンボルとでもいうべき、大きなしゃもじがありました
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縁起物として江戸時代から愛されてきたのですね。

この千畳閣で、何といっても素晴らしいのは、中から外を望むこの風景ではないでしょうか
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見下ろすのは厳島神社です。
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ここにしばらく座って、落ち付いた空気を吸っていると非常に気持ちが和む気がしました。

そんな人達の後ろ姿のシルエットを撮らせて頂きました。

その厳島神社の周辺の様子も少し触れます。

こちらは、大願寺(だいがんじ)
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ここに祀られている弁財天(べんざいてん)は、日本三大弁財天としても有名です。

ここは、慶応2年(1866年)、第二次長州征伐後の幕府代表の勝海舟が長州藩側と停戦交渉を行った場所でもあるのですね。

その近くには、承安4年(1174年)、後白河法皇が厳島神社の参詣された時にお手植えになった松の遺木が展示されています。
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本当に様々な時代の歴史の面影があちこちに残っているのが凄いなと思います。

外から見る厳島神社の風景も、紅葉の彩りもあって、どこから眺めても絵になるなと思いました
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時刻は夕刻。

朝から、宮島のこの辺りにいたのですが全く飽きるという感覚がありませんでいた。


そうそう、宮島の魅力はまだまだありますよね。

それは、ショッピングとグルメ。

特に、表参道商店街は、国内外の観光客でにぎわっていました。
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お昼に私が食べたのは、宮島名物の穴子飯(あなごめし)
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香ばしくて非常に美味しかったです。

妻は、牡蠣丼でした。
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ちなみに、食べたのは芝居茶寮 水羽(しばいさりょう みずは)という食事処。江戸時代は芝居茶屋があったとこころだったそうです。

それから、このアイスもみじ
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もみじ饅頭のアイス版ですね。広島名物のレモン味です

この日は、この時期としては暑かったので、これを選びました。

それから、商店街には、世界最大のしゃもじという、宮島の大杓子も飾られています
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長さ7.7m、重さ2.5トンとのことですが、やっぱり面白くて写真に撮りたくなります。

平成8年(1996年)、厳島神社が世界遺産に登録された年から展示がはじまったそうです。

これを見たら、自分でもしゃもじを買いたいくなりますね。我々も自宅用に買ってしまいました。もちろん、
普通のサイズですが、、、



最後に、本当に充実した楽しい時間を過ごせた宮島を、フェリーで離れる時のシーンで終わりたいと思います。

宮島桟橋から宮島口へ向かうフェリーから厳島神社を眺めて、名残惜しさを感じました。
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更に、横たわる仏様の横顔を思わせれる宮島の形状をしっかりと眺めつつ、段々と遠ざかっていくのですね
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この光景を、昔の日本人もずっと崇敬したきたのでしょう。

また、この神の島に訪れたいなと思う瞬間です。

今度は、厳島神社のライトアップも見たいなと思いつつ、広島市街のホテルへと向かいました

西を望むと、日が徐々に傾いて沈みかけていました。
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こちらも、神々しい風景だなと思って、フェリーの上から眺めていました。





秋の「広島から愛媛の旅」のレポートは、以下をどうぞ。

1. 「広島原爆ドームの風景、朝昼晩」 ⇒ こちら
2. 「広島平和記念資料館のオバマ大統領の折り鶴」 ⇒ こちら
3. 「広島城を眺めて、広島城から眺めて」⇒ こちら
4. 「厳島神社の大鳥居、朝日と夕日」⇒ こちら
5. 「宮島の紅葉谷公園と弥山」 ⇒ こちら
6. 「宮島の豊国神社、五重塔、表参道商店街」 ⇒ こちら
7. 「尾道、千光寺公園からの眺め」 ⇒ こちら
8. 「しまなみ海道、村上水軍博物館、亀老山展望公園」 ⇒ こちら
9. 「今治城と今治タオル本店」 ⇒ こちら
10. 「道後温泉本館を一回りして」 ⇒ こちら
11. 「道後公園、湯築城跡、湯神社、伊佐爾波神社」 ⇒ こちら
12. 「松山城の現存天守からの眺め」 ⇒ こちら
13. 「松山の萬翠荘の外装と内装」 ⇒ こちら
14. 「予讃線 下灘駅の夕日とコスモスの風景」 ⇒ こちら
15. 「肱川沿いの大洲城と臥龍山荘の風情」 ⇒ こちら
16. 「宇和島城と宇和島港を眺めて」 ⇒ こちら



今回は、コメント欄を閉じさせて頂きます。



Miyajima, Hiroshima, Japan

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